リーバイス501は「デニムの原点」とも評される超王道のジーンズです。
その歴史はなんと130年以上。アメリカで誕生して以来、世界中で愛され続けるブランド力は、他の追随を許しません。
ジェームズディーンやカートコバーンがスタイリッシュに履きこなし、存在感を見せつける。
常に若者とトレンドの最先端を走り続けてきた、伝説的なデニムジーンズ・ブランドです。
リーバイスの製品は「リーバイス501」、「リーバイス505」など多数のロットナンバーが並んでいます。
ナンバー毎の特徴やコンセプトもハッキリしていて、同じブランド同士を組み合わせ、着こなし・履きこなしを楽しめるところも魅力です。
今回は、リーバイスの原点たる501に焦点を当て、特徴や相違点、購入先まで徹底解説。
リーバイス501の魅力をお伝えしていきたいと思います。
リーバイス501の誕生
リーバイスは1853年、サンフランシスコでリーバイ・ストラウス氏が設立したアメリカの会社です。
既にご存知の方も多いかな、とは思いますが、リーバイス社はジーンズを世界で初めて商品化したメーカーです。元祖デニム、元祖ジーンズと評しても良いでしょう。
とはいえ、ニューバランスが矯正靴メーカーとしてスタートを切ったように、リーバイスもいきなりファッションデニムをリリースしたわけではありません。
きっかけは、ゴールドラッシュ真っただ中のアメリカ市場に飛び込んで、丈夫なキャンパス生地のワークパンツを、炭鉱夫たちにセールスしたところからはじまります。
つまり、もともとは耐久性を売りにした、ワークブランドのイメージです。
リーバイス社はその後、パンツの記事をデニム地に変え、大鳥が羽ばたくように需要を拡大します。
特にパンツをリベットで補強するアイデアをヤコブ・デイビス氏と生み出したことにより、「ジーンズ」としてのリーバイスの地位を確立しました。
その後もレザーパッチ、品番統制と改良を加え続け、1890年、ロットナンバーとして「501」が登録されました。
世紀をまたいでも躍進は続き、1940年に西海岸の大学で大流行、戦前戦後の量産体制、1950年以降は多数の俳優やミュージシャンによるアイコン化など、歴史の荒波を力強く乗り越え、伝説的なブランドイメージを勝ち取りました。
リーバイス501が人気の理由
リーバイス501の人気は一元的には語れません。
ストレートシルエットやボタンフライなど長年の改良によるデザイン性、ワークパンツをを発祥にした力強い耐久性。
さらに長年の歴史に裏打ちされたバックストーリー。
これらが複合的に加わり、独自の味わいを持つに至ったからです。
150年以上の技術と重みに支えられたリーバイス501の存在感は確かなもの言って良いでしょう。
ここからは、今なお世界中を魅了し続ける理由と背景を、ほんの少しだけ解説します。
デザイン性
膝から裾へまっすぐ落ちるストレートシルエットが、501の最大の特徴です。
シンプルながらも美しい構図は、流行に左右されず、どんなスタイルにも溶け込みます。
同社にはテーパードシルエット(ウエストがゆったり、裾に向かって細くなる構造)の502やスリムでスマートなスキニーモデル510もありますが、ヴィンテージ感を表現したい方や、ウエストやヒップのシルエットをよりスッキリ見せたい方に501は人気です。
随所に施された特徴的な意匠や構造も、501のブランドデザインのひとつです。
例えば、フロント部はボタンで留める「ボタンフライ」形式が採られています。
現代のデニムジーンズはほぼジッパーですから、この構造には面食らう方がいらっしゃるかもしれません。
実際、リーバイスの別レーベルでも、ほとんど見なくなりました。
右側バックポケットに刺繍されたブランドの象徴「レッドタブ」や安定感のあるアーキュエットステッチ(弓形ステッチ)も特徴的です。
シンプルが故にコーディネートの幅が広く、Tシャツ一枚でもコートでも、その魅力を表現できます。
耐久性
リーバイス501は、激しい労働にいそしむ鉱山労働者向けジーンズがルーツです。
重厚な綿100%デニムとリベット補強、チェーンステッチやボタンフライ構造が生む頑丈さは、現代にもその遺伝子を継いでいます。
さらに未洗い生デニムを自分の身体で縮ませ馴染ませる
「シュリンク・トゥ・フィット(Shrink‑to‑Fit)方式」
を採る501は、履くほどに体への馴染みを体感できる構造です。
耐久性に優れ、長く愛用できるジーンズとして世界中で支持されています。
カルチャーとの結びつき
リーバイス501は、アメリカン・カルチャーの象徴として、自由と反骨精神溢れる若者のアイコンとして、常に側にあり続けました。
1950〜60年代には、ジェームズ・ディーンやマーロン・ブランドといった映画スターたちが、作中でジーンズ姿を披露し、既存の価値観に反抗する若者像を体現しました。
1990年代になると、カート・コバーン(ニルヴァーナ)や2PACといったアーティストたちが、リーバイス501を履いてステージに登場。
スケートボード、グラフィティ、アートなど、さまざまなサブカルチャーに501が取り入れられるムーブメントとなりました。
シンプルなフォルムであるが故に、履きこなしアレンジの幅が広く、自分だけのスタイルを表現するクリエイティブな側面を有しています。
豊富なバリエーション
リーバイス501は同社製品のなかでも有数のバリエーションを誇っています。
もっとも基本かつカラーリング豊富な
「501 オリジナルフィット(501 Original Fit)」
を筆頭に、90年代のややゆったりしたシエルットをそのまま維持した
「501 '93 ストレート(501 '93 Straight)」、
スケーター向けに作られた動きやすく高耐久の
「501 スケート(501 Skate)」など広く流通しています。
さらに戦後の量産体制により生み出された名作モデルや独特の赤タブが希少性となっている様々なヴィンテージモデルも多く、コレクター間で高値で取引されています。
リーバイス501のどこをチェックすればいい?
古いリーバイス501のなかには販売当初の価格を超える、レアモデルも存在します。
もしお持ちでしたら高値で売りに出すチャンスかもしれません。501はリーバイス・ヴィンテージのなかでも特に人気が高く、多くの需要を秘めています。
初心者でもわかる!タグやディテールの見分け方
リーバイスの製造時期はポケット付近に付属している通称「赤タブ」やウエスト後部に縫い付けられたパッチでチェックできます。
まずはお手持ちの赤タブの字面をご覧ください。
大文字Eなら1972年以前(1972年は在庫・工場差によるもので比較的希少)、小文字eならそれ以降に作られたことを意味しています。
さらにパッチの素材が革なら1950年代半ば以前、紙パッチなら以後と推定できます。
これら2点だけでも、かなり絞り込むことができるでしょう。
細かく見極めようとするならば、その他の特徴も確認されると良いでしょう。
例えば、1966年まで採用されたバックポケット内側の隠しリベット、1980年代まで見られる赤のセルビッジ、トップボタン横のV字ステッチ(〜60年代)など、年代判定の鍵となります。
弊社にはアメカジに深い知見を持つ鑑定士が多数在籍していますので、ご興味があれば相談いただ蹴ればと思います。
年代による違いとおすすめモデル
リーバイスは年代毎にそれぞれ異なる特徴を持っています。
希少価値の高いモデルも多く、定価以上の高値で取引されることも。
ここでは、歴代リーバイスのなかでも特にレアだったら人気のあるモデルをご紹介します。
ビッグE(〜1971)
全体的に無骨で、荒々しい仕上がりの人気デニムです。
生地はザラつき感の強い未防縮で、穿き込むことでインディゴが縦方向に抜けていく「縦落ち」が美しく出ることで有名です。
最大の特徴は赤タブに記された大文字“E”は、希少性と相まってビッグEの愛称で親しまれています。
ほかにポケット裏の隠しリベットやトップボタン横のV字ステッチなど、クラシックなディテールが多く残っているのも魅力です。
66前期(1973〜76年頃)
内側に洗濯表示タグが付くようになるなど、現代的仕様への過渡期モデルです。
デニム生地は前時代より柔らかめですが、穿き込みによる深いタテ落ちは健在。
ビンテージ好きに好まれます。また、シルエットはやや細身になり、現在的なバランス感に整えられてきたモデルです。
赤タブは小文字eに移行し、パッチ上には黒インクのスタンプが追加されています。
66後期〜赤耳終盤(70年代後半〜80年代前半)
この時期の501は、バックポケット口がチェーンステッチ仕様へ変更され、全体の縫製も大量生産向けのものになるなど、工業化の流れを強く感じさせるデザインです。
デニムの色落ちは前期よりやや穏やかで、ナチュラルにフェードする、と評されます。
クラシック製品でありながら普段使いしやすい価格とデザインから、人気の高いモデルです。
90年代USA製
最後の「メイド・イン・USA」、501です。
このモデルを機に、生産拠点は海外へと移行します。
生地は均一で、全体的に霜降り状の色落ちになる傾向があります。
タテ落ちよりは面で抜けるタイプといった良いでしょうか。
赤耳は無くなり、オーバーロック縫製に。
ポケットの形状やリベットの質感も簡略化が進み、やや軽快な印象に変化しています。
ビンテージらしい味わいは少なめですが、90年代のストリート感がレトロな魅力として再評価されています。
501 オリジナルフィット(現行)
現行モデルながら、伝統的なストレートシルエットとボタンフライを受け継ぐ一本です。
赤タブは一部モデルでビッグE風表記が採用され、本革パッチ仕様の復刻感ある仕上がりになっています。
色落ちは人工加工と未加工の両方から選べ、自分で育てる経年変化も楽しめるのが魅力的なポイントです。
全国のリーバイス正規店やECサイトで入手可能で、サイズ展開・流通量ともに最も豊富なモデルです。
501 '93 ストレート(現行)
1993年のクラシックモデルを再現した復刻版です。
ゆとりあるストレートシルエットと大きめのバックポケットが特徴。
やや太めの脚まわりで、90年代の空気感を感じられる仕立てです。
生地はストレッチ混で穿き心地が柔らかく、ヴィンテージを彷彿とさせる淡色や加工モデルも展開しています。
現行販売なので入手も容易で、気軽に90年代テイストを楽しみたい方におすすめです。
リーバイス501を買うならどこがいい?
リーバイス501は公式サイトのみならず、古着屋やリセールサイトで広く取り扱われている商品です。
歴史が長く人気もあるため、公式サイトでは網羅しきれない製品も多くあります。
また、結構いいお値段がするブランドなので、予算に応じて古着屋やリセールサイトを活用する手も有効です。
ご予算とお求めの商品に合わせた選択が重要となってきます。
公式通販
公式通販サイトはリーバイスを最も手軽かつ確実に入手できるサイトです。
現行モデルで入手可能なものは全てラインナップされています。セールやアウトレットにより価格を抑えた製品も多いうえ、当然ながらすべて正規品です。
新品や未使用品をお求めの際に心強いサイトです。
古着屋
リーバイス501は、街の古着屋でも広く見かける商品の1つです。
生地の質感や色残り、ダメージを直接確認できるところは、実店舗ならではの魅力でしょう。
価格も定価より安価なものが多いうえ、スタッフに商品ついて相談できる安心感もあります。
さらに…お店を巡るうちに、状態が良いデッドストックやマニア垂涎のモデルに出会えてしまう可能性も。
じっくりと時間をかけて愉しみたい方に向いています。
リセールサイト
リセールサイトは時間や場所の制約を受けず商品を購入できる点が魅力です。
昼でも夜でも思い立った時に訪れ商品を選ぶ手軽さは、一度味わうと手放せないという方も。
希少価値の高いビンテージモデルを扱うサイトも多くあり、レアモデルの入手ルートとしても活用できます。
ネットは競争が激しいために、価格が抑えられやすいところも魅力でしょう。
商品についてメールやチャットで相談できるお店もあります。
メルカリなどフリマアプリ
メルカリやラクマなど、フリマアプリで個人間取引するユーザーも増えています。
個人間取引なので価格はもちろん、状態の良し悪しも様々です。
値引き交渉に対応する方も多く、お店では実現できない条件で入手できる可能性は魅力ですよね。
ただし、ブランドアイテムにつきものの、コピー品や模造品には要注意。
基本的に出品者が定時した写真で判断するため、ある程度の鑑定眼が求められます。
まとめ
リーバイス501は、シンプルなデザイン、耐久性、カルチャーを彩る物語、そして年代ごとのディテール違いという奥深さで、古着初心者にも最適な一本です。
赤タブやパッチ素材、赤耳の有無など基本のチェックポイントを覚えれば、ヴィンテージモデルにも手を出しやすく、人気があります。
公式サイトから古着屋、リセールサイトまで様々なお店で出会えます。
ドンドンサガールも、もちろん、リーバイス501を扱っています。
リーズナブルで入手性の良いモデルから、ビッグEなどのヴィンテージ、USA工場製造のモデルなど、多数取り揃えています(いずれも執筆時点)。
さらに!ドンドンサガールは出品以降、毎日値下げを続けるお店です。
出会ったときの価格が予算外でも、待ち続けると射程圏に入るかも…!?
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ぜひ一度覗いでみて下さいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。